microlon_tabloid_vol_5
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「思い出話」1994年にグループA(Gr-A)の後を継いで始まった全日本ツーリングカー選手権(JTCC)にシビック・フェリオで参加。Gr-Aでは大活躍できたので、量産車ベース車両に2000ccエンジンを搭載するJTCCでも我々のアドバンテージは揺るがないと思っていた。ところがシビック・フェリオは、JTCCでは予想外の敗戦が続いた。初年度は1勝もできず、2 年目の 年シーズンも、まったく不振が続いてしまった。 そこで 年は心機一転、アコードを投入、シビック・フェリオがあくまで「グループAの延長」で作られていたのに対し、アコードは当初から最強のツーリングカーを目指し『外観は量産だけど、中身は だ』と言われる程のレーシングマシンだった。そんな中で最速のエースとしてシーズンを引っ張ったのは我らがカーナンバー 、服部尚貴のJACCS ACCORD。服部は富士スピードウェイでの開幕2連勝の後も第4戦SUGO、第5戦鈴鹿、第  戦十勝でも勝利。3度の2位もあり、抜群の安定感で自身初となるシリーズチャンピオンとなった。しかし「出る杭は打たれる」、シーズン序盤、フロントサスペンションの構造にレギュレーション違反の疑義が出された。開発陣にとっては納得しがたい裁定だったがHondaはそれを受け入れ、第4戦MINEをキャンセルして改修を行なった。その後もアコードは最終カートレーサーミューズアールMicrolon COMMUNICATION NEWS VOL.5 2017ぶっちぎりで速かったジャックスアコード戦までに8勝して「最強のツーリングカー」と呼ばれるに至ったが、最終イベントであるインターTECでも物議を醸すこととなった。タイトル争いをして2連勝を飾りながら再び車両規則について抗議が出され、走行性能に影響する事のない些細な形状についての問題に大会審査委員会はレース後、2台に失格というペナルティを下した。それでも服部とアコードはシリーズチャンピオンに輝いた。それほど圧倒的に速かった。そんなJACCS ACCRDの活躍を縁の下で支えたのがMicrolonだ。我々はミッションの組立時、ギアにMicrolonを刷毛で塗り、ヒートガンで蒸着させるという手間のかかる手法で大きな信頼性を得ることができた。他にもMicrolonハイテンプグリースが活躍してくれたことも言うまでもない。 年シーズンはアメリカのレースへ挑戦を始めた服部尚貴に代わって道上龍が 号車を駆った。この年も開幕戦で中子が、第2戦で黒澤が勝つなど好調で、結果的に4勝した中子がシリーズチャンピオンに、JACCS MC ACCORDの道上はシリーズ5位と活躍したのが懐かしい。PRO SHOPMicrolon NOW 年、実戦にデビューしたアコードは圧倒的な速さを示し、それまで続けていた連敗を食い止めたばかりか、開幕から 戦中 勝を挙げるなど大活躍をみせた。そんな中で最速のエースとしてシーズンを引っ張ったのは我らがカーナンバー 、服部尚貴のJACCS ACCORDである。 由良拓也レーシングカーデザイナーの2017.06.30山本健斗写真はつま恋最後のカートレース。タイムトライアルから予選ヒート決勝ヒートと一度も順位を譲らず優勝する事が出来ました。 使うのはヤマハKT100、100ccの空冷2サイクルエンジンで、吸気制限が無いクラスではボトムで8000rpm、ストレートエンドでは15000rpmまで回るエンジンです。おおよそ 〜 時間でシリンダーのオーバーホール(O/H)が求められ、キャブレターの調整を誤るとすぐに焼きついてしまいます。お財布にも、リザルトにも厳しいです。マイクロロンの使いどころは 時間毎のO/Hの時です。とにかく摺動部には全てアッセンブリグリスを使いました。ヒートガンで温めては塗り込んで・・・親父と僕とで2時間くらい掛けました。感じた効果はいくつかありました。 ①カートを始めた時からずっと使っていたので、未処理のエンジンと処理済エンジンの違いを、自分のエンジンで比較する事が一度も無かったのですが同じチームの人のエンジンを乗った時には、どこかエンジンが重たく、回転数が伸びないのでキャブレターの絞りきれなさを感じました。ピストンクリアランスやO/H時期などチーム監督の元、みんな同じだったのでマイクロロン処理、未処理の比較が出来たと思います。 ②同じレースに出ているドライバーと比較してギアレシオが2丁ほど大きかったです。他の選手が15000rpmから上が回らないのに、僕のエンジンだけ500回転多く回りました。500回転分最高速が伸びるので、加速重視のセッティングでもストレートで食いつかれない、むしろ他のカートをストレートで追い詰める場面も多々ありました。推測ですが、フリクションによるパワーロスが減ってどんなに燃料を絞ってもエンジンが焼きつかないので、フルパワーを出せていたのが理由だと思います。③夏場で冷却が間に合わないと他のカートのエンジンはすぐ焼きつきました。もちろんエンジンクリアランスなどで違いがありますし、組んだ人の経験が寄与する場合もありますが僕のエンジンだけは一度も焼きついた事がありませんでした。④シリンダーのホーニングやボーリングなどはショップにお任せしていました。ピストンやシリンダー全ての寸法を測定してから預けていました。当然ショップでも作業前に測定していたと思うんですが、ある日「エンジンが全く減ってないんだけど、何かしてる???」とカート屋さんが驚いていました。 ⑤通常KT100は混合ガソリンを :1〜 :1で作ると寿命が延びるし壊れにくいと言われていますが、僕らがレースに出ていた時にはこっそりオイルの少ない :1〜 :1の燃料で走っていましたが一度も壊れませんでした。 2016/11/06「SLカートミーティングつま恋シリーズ TIAクラス」マイクロロン効果で最高速で500回転は多くまわるストレートに絶対の自信、ポールtoウインを達成「このチェーンを見よ!」とにかく軽い!汚れない!マイクロロンガストリート3,600円(税抜き)燃料系を強力洗浄!エンジンを快調に!JACCS アコードはミニカーでも人気アイテムhttp://www.us-r.jp/EVENT INFORMATIONAUTOMOBILE COUNCIL 20178月4,5,6日 於:幕張メッセ8月29日 於:ふじてんリゾート2りんかん祭り 2017スーパーアメリカンフェスティバル10月1日 於:富士スピードウェイ第5回バイクフォーラム9月16日 於:群馬・前橋オリジナルスポーツサイクルグルペットMicrolon NOWマイクロロン処理したチェーンを販売中!PRO SHOPhttp://grupetto43.com/処理したチェーンはプレシジョンオイラーでメンテチェーンにマイクロロンを処理すると汚れが付きにくく、落ちやすい。走行後のメンテナンスが楽で、経済的。お客様の中で毎日通勤に自転車を使用している方がいるが、マイクロロン処理済みのチェーンは雨やほこりの中での過酷な条件下の中でも汚れが付きにくく、すぐにきれいになり、さびない。また、走行フィーリングはとにかく軽いとのこと。変速時の横の動きがスムースで音が軽いのも印象的。USER REPORTマイクロロンハイブリッド用を、継続7年間も愛用していただいている。4年半で 万キロメートル走るので、よい商品は使い続ける。以前はオイル交換のたびに添加剤を入れていたが、果たしてその効果は疑問?お仲間の運転手さんからマイクロロンを紹介されて試してみたらびっくり。エンジン音が静かになり、燃費も向上(リッター  走行から ・7 に)。走行距離が延びるので年に1回注入しているが、これでエンジンメンテナンスができているのでとても助かってい るそうです。価格はメンテナンス代として考えれば手頃で、むしろ安い!車を購入したトヨタ東京カローラでも扱っているので安心。今年ご子息が免許を取得して愛車を買ったので、すかさずマイクロロンを入れましたとのこと。最後に「これからも使い続けますよ」とのコメントを頂きました。年間5万キロ近く走るのでマイクロロン効果が大きい燃料代だけで少なくとも5万円は節約になっている個人タクシー中島さん愛車はトヨタカムリハイブリッド211314151035201530966514959614119714F1kmkm

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